浜 このみ


浜 このみ

REPORT

 
Photo by Aya Miyahara

信州再発見!このみの「ちょい旅」!

 
コロナ禍だからこそ見直してみたい我が町、ふるさと、信州再発見!!!
風の向くまま、気の向くまま、愛車に乗ってちょいと出かけて出逢った風景と
そこでいただく特製ランチを心のままに、レポートします。
 
写真の無断転載を禁じます。

信州再発見!
このみの「ちょい旅」!

 
コロナ禍だからこそ見直してみたい我が町、
ふるさと、信州再発見!!!
風の向くまま、気の向くまま、愛車に乗って
ちょいと出かけて出逢った風景と
そこでいただく特製ランチを
心のままに、レポートします。
 
写真の無断転載を禁じます。

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ちょい旅レポート その3(2022.3)

諏訪の海から諏訪大社へ!お昼はとっておきの蕎麦三昧

 

●神宿る選ばれた場所「諏訪」

 
春霞の3月、塩嶺峠を越え諏訪方面へ。晴れた日には八ヶ岳、遠く富士の姿も臨める諏訪湖畔と聞いて、先ずは「岡谷湖畔みはらし広場」に向かいました。車から降りるやいなや、思わず叫んでしまいました。なんと目の前には、海と見まごうばかりの諏訪湖が広がっているのです!空には鳶が長閑に孤を描き、歩く足元には波打つ水面が輝いています。「気持ちがいいねぇ」両手を拡げ深呼吸!浅い春のちょい旅は、ここ諏訪湖から始まりました。
 
そもそも「ちょい旅 3」に諏訪を選んだのには、私なりのいくつかの理由がありました。
 
2022年は数年ぶりの厳寒で、全面結氷による「御神渡り」が期待されのですが、神様はなかなかお渡りにならず、4月から始まる天下の奇祭「御柱大祭」も、最大の盛り上がり「木落し」&「里曳き」が、コロナ感染対策ゆえに中止という異例事態に。七年に一度を待ち望む諏訪の人々は、どんなにか落胆していることでしょう。
そこで微力ながらも「諏訪大社」に参拝して、世界平和とコロナ終息をお願いしようと思い立ったのでした。
 
もうひとつの理由は、亡父「はまみつを」との最期の家族旅行が、彼が選んだ「諏訪」だったこと・・・
「下社春宮」から浮島神社を渡り、向かった「万治の石仏」とは、およそ10年ぶりの再会。当時のままの優しい面差しは、よく見ると父にどことなく似ているではありませんか。もしかしたら天国の父が、諏訪への再来を密かに促してくれたのかも・・・。そう思っただけで胸が一杯になるのでした。
雪どけのせせらぎ、神を守る杉木立。2016年に建てられ、役目を終えんとする春宮の御柱を仰ぎ合掌。空気が澄み渡っています。
 
諏訪大社「下社秋宮」では まず、龍の口から流れ出る温泉で手を浄めます。これがけっこう熱くてビックリ!さすが温泉大国(笑)。
神聖な場所を表す立派なしめ縄と、四方に立つ御柱が結界を造る境内は、不思議なほど人気が無く、神様を独り占めしながら参拝できました。
御柱は「神と人とを結ぶ柱」、御柱大祭は太古の昔から受け継がれてきた神事。
神様は、今年の大祭神事を、どのようにご覧になるのでしょう・・・変わらずお守りくださるといいのですが・・・
 
 

●隠れ家的「蕎麦処」に春めく

 
遅い昼食は、蕎麦処「あきしの」で・・・
知る人ぞ知るこの店は、民家の一角を蕎麦処に設えた趣ある佇まいで、春には桜並木、秋はみごとな紅葉が誘ってくれます。
お気に入りの「そば三昧」は 女性にはちょうどいい内容で、蕎麦の旨さを様々に楽しめる趣向。
きめの細かい「蕎麦豆腐」からはじまり、だしの利いた「つみれ汁」ふっくら「蕎麦がき」卵でとじた「蕎麦雑炊」。追加の「かき揚げ」は葱と海老の味わいが堪能できる逸品。そして喉越しのよい「もり蕎麦」は細麺で、出汁とかえしのバランスも見事! 季節感も演出されていて、四季折々に訪れたくなるのも頷けます。
熱々のそば湯をいただき、店内に飾られたお雛様にほっこりしていると「お抹茶と手造り和菓子」が運ばれてきました。蕎麦の薄焼きに挟まれた薄紫のこしあんとお薄が仕上げとは、なかなか粋な計らいですね!。
ちなみに「蕎麦前」には地酒がずらり!今時のおすすめは、春ならではの「新酒しぼりたて」。神宿る諏訪の地には、歴史ある8つの酒蔵が存在しているのです。
 
追 記
御柱大祭を象ったこの時期限定のケーキがあると聞き、お土産用にと「ヌーベル梅林堂(下諏訪店)」に立ち寄りました。
銘菓「くるみやまびこ」で有名なここは、常に新しいチャレンジを怠らない店。「よいさロール」と命名されたロールケーキは長さ45センチ。そこにマジパンで作った「華乗り氏子」が乗って、御柱の木落をイメージしています。ほろ苦い胡桃のクリームと甘さを抑えたカステラは、珈琲はもちろん、あんがい地酒にも合ってしまいそう!(笑)