REPORT
信州再発見!このみの「ちょい旅」!
風の向くまま、気の向くまま、愛車に乗ってちょいと出かけて出逢った風景と
そこでいただく特製ランチを心のままに、レポートします。
信州再発見!
このみの「ちょい旅」!
ふるさと、信州再発見!!!
風の向くまま、気の向くまま、愛車に乗って
ちょいと出かけて出逢った風景と
そこでいただく特製ランチを
心のままに、レポートします。
ちょい旅レポート その2(2021.7)
高原のお寿司屋さんから隠れ家のかき氷へ
●究極の寿司処は「牟礼」にあり!
長野から北に30分ほど車を走らせた「飯綱町牟礼」。海まではほど遠いこの高原に、究極のお寿司屋さんがあるのです。
かつては北国街道の宿場町牟礼宿の、一角に構えるその店は、日本海の幸を中心に地産の米を握る評判の寿司処「菊寿し」。
地元はもちろん、遠方からはるばるお客様が訪れるという人気ぶりもさることながら、2代目店主のネタを生かす技術には定評があります!
お伺いしたその日はも、旬の青魚、本マグロ赤身の漬け、ほろりと旨い焼きアナゴなど、趣向を凝らした「おまかせ12貫」をぺろりといただき、カウンターの隣で寿司をつまむ、地元の若者お奨めの「ネギトロ巻」を追加して大満足。
ネタへのこだわりと都会並みのテイストに,同行した友人も終始感動しっぱなしでした。
お誕生日や特別な日はもちろん、女性ひとりで気軽にお寿司をいただける受け皿の深さと、リーズナブルな価格帯にも感動します!
お寿司の後は甘味を求め、長野市内をしばし散策。
●かき氷にキュン!です
夏の甘味の王道と言ったら やはり「かき氷」!!
長野駅界隈なのに超穴場的な店「朝〆鶏・信州神恵」では、今!スペシャルな「かき氷」がブームなんです。
ここは、昔ながらの建物を生かした創作料理の店。懐かしくホッとする雰囲気ある店内に、さり気なく飾られた季節の花。
「おいしさの追求に余念がないんだ」と笑いながら自負する赤沼シェフは接客センスも魅力的で、そんな彼がこだわり抜いた数種類のかき氷から、今日の私にピッタリだというお奨めの「氷レモン」をいただきました!
フレッシュレモンの香りとマスカルポーネクリームがエスプーマなかき氷を際立たせ、口腔で消えてゆく様は、さながら淡雪舞う明け方の光に佇むような感覚。そこにレモンティーのほろ苦さと甘い練乳が追い打ちをかけてくる!これはまさに手造りの芸術品。おかわりは長野産ハーコットのコンフィチュール、アプリコットティーの練乳がけを半分。杏の甘酸っぱさはアンニュイな夏の薄暮のようで、一口食べて思わずキュン!。
迫り来る猛暑はこの店のかき氷に逃げ込もうと、風に揺れる氷旗を見ながら心に誓ったのでした。
追記:オーストラリアで腕を磨いた赤沼シェフおまかせの創作料理「3種類のディナーコース」も見逃せません!